Savon Du Ghar
「サボン ドゥ ガール ザナビレ」
(B6等級)
世界中からの声が、頑固職人と2000年の歴史を変えました。
「ザナビレ リルムローク」
(B16等級)
これは、まさに石鹸を超えた石鹸、その名も〜王様への贈り物〜
※年間生産量が世界中で四万個、日本には限定で3,000個だけの希少な石鹸です。
「サボン ドゥ ガール ウルトラローレルオイルソープ」
(B6等級)
ちょっとだけ贅沢な、ローレル石鹸
程良くローレルオイルをブレンドした、おなじみのサボン ドゥ ガール オリジナルです。
14世紀、オリーブ油だけで作られていた石鹸に初めて
月桂樹の実から搾られたローレル油
(アラビア語でGhar)
が加えられました。
どれも同じに見えるアレッポ産の石鹸ですが、実はGhar油の割合によってB1からB6と六段階が定められ、その等級はつい6年ほど前まで石鹸の一つ一つにトレードマークと共に刻印することが義務付けられていたのです。
当時、ローレル油 の分量を決めることは、価格決定の上でも、用途の上でも最も重要であり、難しい問題とされました。
日本ではほとんど知られていなかった、B1からB6の等級について説明をすると、Bはバレル、200キロのローレル油が入るバレル(樽)を言い、その後の数字は樽の数が表示されていたのです。
石鹸の素材となる油を煮詰める大釜は5トン入りのものに統一規制され、5トンの釜に、何バレルのローレルを入れたかを基準とする訳です。
B1なら5,000キロに200キロのローレルを入れた4%で、以下はB2が8% B3が12% B4は16% B5は20% B6で24%、ご案内のザナビレ・リルムロークがB16ですから64%となり、あまりにも他とかけ離れている数字である事がお分かりいただけると思います。
しかし、この等級がそのまま石鹸としての良否を決めるものではなく、使う人ののニーズにあった選択の目安や、価格の正当性を知る上での基準となるためのものなのです。
例えば、ベドウィンと呼ばれる遊牧民の生活は昼夜を問わず風と砂の極めて過酷な、まるで紙やすりのシーツをかけたベットに寝るような、肌に厳しい環境で生活しています。
そんな彼らの為には、オレイン酸が傷薬としての効果を発揮する昔ながらの全くローレル分を含まないものや、ローレルオイルの少ないB1ランクの石鹸が作られているのです。
比較的に生活しやすい環境の都市生活の人たちには、柔らかな、保湿に富んだしっとり美肌をキープしたいというニーズの方が勝るため、価格は高くなるものの、よりローレル分の多いB5以上が好まれる理由が、そこにある訳です。
一言で言えば、オリーブで肌を丈夫に、ローレルで柔らかくが、
シリア産の石鹸選びの基準と言えるでしょう。
Gharを増やすと泡立ちの良さや、まるで森林浴のような爽やかな香りが高まることと、頭皮の活性化や抜け毛を抑え、全身へのトリートメント効果が向上します。
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